新卒ポーカープレイヤーのブログ

意識高めの大学生だったのに急に色々終わっちゃって新卒を捨てた男がポーカーで生計を立てたくてとりあえずオーストラリアで頑張ってみる話 Twitter:https://mobile.twitter.com/alcohol_hole_

普通に良い話

 

「努力が即座に可視化されるから。」

 

これは、趣味で絵を描く(Instagram参照)自分が、どうして絵が好きなのかと訊かれたときの答えである。あまりにも抽象的で、かつ予想の斜め上を行くこの答えは、同士の絵描きからすらも賛同を得ることがほとんど無い。

あまりピンと来ていない皆さんは、同じ題材の絵を複数回描いてみるといい。すると、一枚目よりも二枚目、二枚目より三枚目と、その差はわずかであれど、徐々にマシになっていくはずである。「は?そんなの当然だろ。」と思っているかもしれないが、かなり凄いことなのだ。

これは、「小さな努力にも常に小さな結果が付随している」という証明になりうる事象なのである。例えばこの事象は、勉強に尽力しているにも関わらずテストで結果が出ないときでも、「狭い狭いテストの出題範囲が被らなかっただけで、自分は成長している。」という証明となり、その後の大きな心の支えになりうる。

 

要するに、日々の努力のなかで連続して起こる「今まで出来なかったことが出来るようになった。」という主観的な前進も、ある意味では努力の結果の一つということだ。絵を描くことを通じて、自分はそんな至極当然ながらも気付きにくいことに気付くことが出来た。 

未だに自分は、定期的に以前描いたことのある題材で同じようなデッサンをする。すると、上達しているのが一目でわかり、自分の描いた絵に「安心して努力し続けろよ」と背中を押されたような、そんな気分になる。

そして、そのたびに思う。表現も別に好きではなく、尊敬する画家もおらず、美術展などにも一ミリも興味がないが、自分は本当に絵を描くのが好きであり、信頼しているのだと。

 

 

 

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  収支報告だ。ポーカーは前回$+4500。勝つべきハンドを妥当な頻度で勝ち、成功するべきブラフを妥当な頻度で成功する日々。7月のように理不尽な連敗を重ねることのない平和な世界。高レート卓($5-5-10)でプレイするようになったという背景もあり、ここに来て収支は急激な伸びを見せた。

 

実績が付いて来ず、精神が折れそうになることも何度もあった。本当に自分のやり方は正しいのだろうか。数学的な部分に囚われ過ぎているんじゃないか。もっと別の方法があるんじゃないか。自分もカジノの常連と大差無いんじゃないか。様々な自問自答が頭の中を飛び交っていた。

それにも関わらず、自分は、毎晩のように人工知能でハンド検証をしたり、ゲーム理論に準拠した媒体を読み漁ったり、ファイルに纏めた過去データを復習したり、オンラインプロ達のプレイ動画を眺めたり、晴れたり、泣いたり、あとは時々歌ったり、TARITARI、愚直かつ誠実にポーカーに向き合ってきた。

 

それがようやく報われたと言ったところだろう。本当に安心した。昨日も今日もバカラで$2000溶かしたが、やはり自分は間違っていなかったらしい。

思えば、長い長い停滞期だった。今後は、このような凄まじいペースとは言わずとも、緩やかに収支が伸びていけば、そして当初の目標だった総収支+$20,000を軽々と達成出来たら良いなと、そう願っている。

 

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