新卒ポーカープレイヤーのブログ

意識高めの大学生だったのに急に色々終わっちゃって新卒を捨てた男がポーカーで生計を立てたくてとりあえずオーストラリアで頑張ってみる話 Twitter:https://mobile.twitter.com/alcohol_hole_

二度あることは三度ある話

労働は確実に金が入るからスゴい。

投資やポーカーの世界では、期待値がプラスになるプレイを正しいとみなす。例えば、60%勝率があるとみなせば当然のように$1,000でも$2,000でも躊躇せずに賭けるべきだ。当然ながら、そういった勝負で40%を引かれて負けることもあるが、それはもう仕方がないとみなす他ない。これが、基本的な考え方である。

一方で、労働というものは裏切らない。働いた分だけ確実にお金が入る。最近は、週5,6日のペースで時給$25のバイトに勤しんでいるが、つまり4時間働けば確実に$100が入るということだ。いやはや、なんて素晴らしいシステムなんだろう。日本で普通にバイトをしているときは到底わかりえなかった価値観だが、分散の無い期待値=給料というのは、かなり魅力的なモノなのだ。

 

 

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一体、なんのための給料なんだろうか。

労働で得た金を持って意気揚々とカジノに乗り込むたび、悲惨な逆転負けで溶けていく。勝率が96%ある勝負で4%を引かれて-$200、勝率が80%ある勝負で-$300、その他、AKでのopenやら3betのだだ滑りが記憶にある中で4回もある。一体自分が何をしたというのだろうか。拾った財布もちゃんと交番に届け、捨て猫も放っておけず、少しのサビ残も厭わずに真面目に労働に勤しむ男に、どうしてこんな目に遭わないといけないのだろうか。

あまりにも長く続く不運に我を失い、破産覚悟で、保持していた家賃用のお金を全額ルーレットに賭けたりもした。そのときは勝ったから良かったものの、その勝ち分も後日には不運で消えた、まさに悪銭身に付かずと言ったところか。しかし、そもそも確率通りに事が進んでいればその悪銭を得る機会すら得ることは無かったのだ。自分は悪くない、悪いのはヴァン先生だ。

 

はい。これでまた、次の給料が入るまでポーカーは出来ない。本当にツラい。しかしまあ、人生で合点のいかないことが多いのは当然である。世の中には風呂から出ようとして転び、金玉を潰して急死するという不運に見舞われる者もいるだろう。それに比べれば、自分はまだ運が強い方なのだ。ルーレットだって勝ってるし。

とまあ、苦し紛れのポジティブを見せるぐらいに苦しい状況には違いないが、もしも今までより多くの期待値を回収できるような正しいプレイが出来ていれば、ここまで嘆くことも無かっただろう。結局のところ、人間は自身で自身の幸運、不運を作り、それを運命と呼ぶのだ。だからこそ、たまに訪れる悲痛な運命をかき消せるほどに期待値をかき集められるよう、日々勉強を続けていく他ない。