新卒ポーカープレイヤーのブログ

意識高めの大学生だったのに急に色々終わっちゃって新卒を捨てた男がポーカーで生計を立てたくてとりあえずオーストラリアで頑張ってみる話 Twitter:https://mobile.twitter.com/alcohol_hole_

教会よりも灯台の方が役に立つ話

前回のあらすじ】止まらない不運の連鎖。帰国願望が募り、五分毎に地元の家系ラーメンのスープに想いを馳せていたalcohole。そんな彼はある日、ひょんなことからノーパンの日の大敗率の高さに気付き、ブラにもすがる思いでパンツを二枚履いてカジノに特攻し見事に大勝ち、そしてそのまま一週間で総収支をそれまでの二倍に増加させた。

果たして、ダブルパンツに本当に効果はあるのか? ケツ汗滴るダブルパンツ二週目、そこに待ち受けていた結末とは…

 

 

  

 

 
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事実上の破産だ。ポーカー生活3ヶ月目にして、ついに常用残金がカジノポーカーの参加額の$400を少し下回った。「え?負けてないのに何で?」と思っているかもしれないが、忘れてはならない。自分は今まで家賃生活費食費をもポーカーの利益のみで賄ってきていたのだ。つまり、負けていなくとも勝ち続けていなければ財布は削れていく一方なのである。

 

この微妙な結末を迎えた大きな要因は、たった二度の大事故で約+$800の期待値を破壊されたことである。(SoS turn AI KK<JJ(river quads)とKQs<any hand pfAI fish)。やはり確率はいつだって平等に残酷だ。わかってはいたが、そこにダブルパンツなどという非科学的な因子が介入できる余地など無かったのだ。いや、そもそもダブルパンツとは何なのか。今思うとさっぱり意味がわからない。おそらく、自分は疲れていたのだろう。破産スレスレの日々に。おそらく、自分は疲れていたのだろう。手元のパンツにすがるしかないぐらいに。

人間は、貧すれば鈍する。激化する貧困国での宗教対立だって、根幹の部分はボクサーパンツ派かトランクス派かぐらいの違いでしかない。しかし彼等は、自分の信じる道を盲信し、あまつさえ他を排斥する。何故なのか?それは、余裕が無いからだ。たったそれだけのことで、人は戦争を始めるし、パンツを二枚履き始める。ああ悲しきかな。人類はいつも、見えもしない何かを巡り、過ちを繰り返しているのだ。

それに気が付き、冷静さを取り戻した今となっては、ダブルパンツどころかシングルパンツの意義にすら疑心を抱いている。パンツとは、一体何なのか。あの心許ないただの布切れに、なんの価値があるのだろうか。同じ下着でも、例えばオムツには、接触する部位から垂れ流れる糞尿をキャッチするという立派な目的がある。ブラジャーもそうだ。アイツは乳房を保護し、形状を整えると共に、形が崩れることを防ぐ目的がある。どちらもパンツとは違い、筋が通っている。パンツはウン筋しか通さない。もし仮に、「人間は生涯オムツを履いて過ごす」という世界で現世のパンツについて話しても、あまりの機能性の低さ故に市民権を得ることはないだろう。「人間はオムツを卒業したらノーパンで過ごす」という世界でも、いつまで赤ちゃん気分を引き摺っているんだと、鼻で笑われるだろう。そう、パンツは何もかもが中途半端なのだ。

 

ということで(?)、今後しばらくポーカーはお休みだ。キャッシュゲーム歴4ヶ月にして、完全に見切り発車で始めたポーカー専業生活だったが、こんなに長く続けられるとは思っていなかった。世の中には、専業を夢見るも瞬く間に散っていったプレイヤーも多い。そんな中で、総収支をプラスに保ち、3ヶ月のもあいだ家賃生活費食費を賄えていたというのは、自分にとっては十分過ぎる結果だろう。

そして、今週からアルバイトが始まる。時給はワーホリ最高級の$25で、今までの平均時給が約$15のポーカーよりも期待値は高い。加えて、従業員は美形ギャルしかいない。オッズの合うドローがあれば貪欲にcallしていきたいし、セットでも引こうものならx/rをかけていこうと思う。

 

思えばここ3ヶ月間、ポーカーのことばかり考えていた。あまりの没頭ぶりに、国内外問わず周囲の人間から心配されることもあった。しかし、もう大丈夫だ。安心して欲しい。

これからはしっかり働き、引き籠ることなく交遊関係を広げ、人間らしい生活と思考を取り戻し、少しずつ社会復帰を進め、間を縫ってカジノに出向き、めちゃくちゃに勝ち、その金でまたカジノに出向き、めちゃくちゃに勝っていきたい。