新卒ポーカープレイヤーのブログ

意識高めの大学生だったのに急に色々終わっちゃって新卒を捨てた男がポーカーで生計を立てたくてとりあえずオーストラリアで頑張ってみる話 Twitter:https://mobile.twitter.com/alcohol_hole_

完全に終わったと思った話

自分は、ブリスベンが大好きになった。

これは、5月17日の夕暮れの出来事。例のごとくカジノへ行き、着席しようとしたその瞬間、自分は気が付いた。財布が無い。定位置である左ポケットに、財布が無い。本気で冷や汗をかいたのはいつぶりだろうか。急いで自分が歩いてきた道を辿ったが、結局見つかることは無かった。

今までコツコツ増やしてきた現金が、こんなにもあっさり消えてしまうなんて。しかも防犯意識がガバガバな自分は、海外&日本のカード類を全て詰め込んでいたのだ。「もういっそのこと死のうかな。汚い人生を捨てて綺麗なサンゴ礁の養分になって皆を感動させよう。」本気でそう思ったが、そこまで行く金すらも無い。もうベンチで放心状態。本当に何もする気になれなかった。

 

自分は思った、完全に終わった。

その時、携帯から通知音が鳴り響いた。どうせZOZOTOWNの本気の一週間だろう。何も期待せずに携帯を開くと、全然知らない一般人からのFacebookのメッセージだった。それがなんとまあ、読んでビックリ玉手箱、なんと自分の財布を交番に届けてくれたという旨だったのだ。

自分は無宗教だが、強大な何かの存在を感じざるを得なかった。そしてそれ以上に感じたのは、財布を拾ってくれた人への限りなく大きな恩。自分なりに少しでも返そうと、一日一万回の正拳突きを思い立ちそうになった。実際三回ぐらいやった。まあともかく自分は、この件で、本当にブリスベンが大好きになった。一生を過ごして骨を埋めたいと思うほどに。

 

 

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自分は、ブリスベンが大嫌いになった。

その名の通り大便のような街である。なんか急に大規模な停電とかすればいいのに。見ての通り今週は、途中まで+955だったにも関わらず、最後の三日だけで-$1550。負け額は音を置き去りにし、代わりに祈る時間が増えた。クソプレイに大逆転されるか、自分の相当強いハンド<相手の更に強いハンドか。ここ3日間だけでもそのような場面がリアルに6つは思い出せる。

 

自分は思った、完全に終わった。

精神をズタズタにされた自分は、帰り道で「もう農場で働くか...」という気になり、実際に求人をくまなく調べ尽くした。どうやら市街地から電車で一時間弱のところでの住み込み労働が人気らしく、これから給料も良くなっていくらしい。

週5でイチゴ狩り、週1でポーカー。なんだか今までよりもずっと人間らしい生活が送れそうだ。もうそれで良いのかもしれない。とまあ、今はそんな風に考えているが、これからいつものように格安箱ワイン(AU$3/L)を飲み、いつものように眠りにつき、いつものように目を覚ますと、いつものようにカジノへ足を運んでしまうのだろう。